被害は大きく、悲惨な事件だったと思います。
私自身の理解と考えを深めるために、
テロに対する考え方をまとめます。
先に明記しておきますが、
テロは恐ろしく、全く関係のない人々が被害に遭います。
いがみ合っている当事者同士ではないので、
被害に遭う側からすればやってられません。
テロは許されない行為であると思っています。
そう考えるうちに、そんなテロが何故起こるか、不思議に思えてしまいます。
テロは最終手段である
以下は根拠のない個人的な妄想です。(ちゃんと調べればいいのでしょうが、、、)
例えばある小さな国が資源を持っていて、
大国がそれを欲しいと思います。
ちゃんと納得する形で取引できればいいものの、
大国からすれば、可能ならタダでぶん取りたいと考えます。
小さな国は一方的に攻撃を受け、
このままでは全てを奪われてしまう。
残された選択肢は2つ。
「完全に諦めて従い続ける」か、「姑息な手段でも嫌がらせをして引かせる」か。
「諦める」を選択すれば、大切なものを全て失います。
「どうせ失うなら、対抗するしかない」という心理もわからなくはないです。
「俺をやると面倒臭いぞ!」と示すため、
「正面からは無理でも、お前が守れないものを攻撃する」という
手段を取っても、不思議ではありません。
国際情勢では力関係が明確であり、
大国の論理で回ってしまっている部分は大きいです。
結果、小さな理由をピックアップし、
「正義」と称して、小国から一方的に利益を奪い取ります。
しかし、「正義」なので問題はない。
小国には選択肢がないように思えます。
結果的に、テロにつながっているのかなと。
これだと、「テロを終わらせる」のは
大国側が引くか、
小国を根絶やしにするかの2択です。
今は完全に後者の流れでしょう。
「宗教的な問題」とも言われていますが、
他人に自分の価値観を押し付ける、なんてのだけが理由では正直考えられないです。
もちろん、私が信心深くないのが理由なのかもしれませんが。
というわけで、
(仮に私の妄想の説で言えば)
結局のテロの原因は、大国の欲なのかなぁと思います。
どうなんでしょう。
テロを無くす動きが見えてこない?
今の報道を見ていて、正直わかりにくさを感じます。私の情報収集能力の低さが原因なのかもしれませんが、
わかりやすく発信されたものがパッと手に入らないのも問題で、
「何が原因で、誰が悪いのか」がぼかされている印象を受けます。
強調されるのは「テロをやる側が信じられない」「許せない」であって、
テロが何で起こっているのか、根本的に解決をしようとしているように思えない。
今、大国は酷いことをしているのではないか、と不安になります。
あくまで自分の勉強不足と妄想が原因ではないか、とも思っていますが。
というわけで、自分が何ができるわけでもないけれど、
どうすればテロが無くなるのか、
最近ボーッと考えています。
何百年後の話かわからないけど、テロはなくなるんじゃないかな。難しい政治の話はまだわからないけど、とりあえず教育者としては教育の力を信じたい。
返信削除アメリカやロシアの政治家や権力者たちが政治にしろ経済にしろ何かしらのロジックで「正義」と「悪」を生み出してるのなら、そんな非人道的な戦略でなく、もっと賢い方法で自国を豊かにする方法を考えられる有能なリーダーを生むようなより豊かな政治家養成教育機関がほしい。
または、もしテロ行為に頼らざるをえない悲惨な状況に国があるなら、それを非暴力的な方法で打開していく人材を生む教育制度がその国に必要。それはトップの教育でなく、貧しくて現在教育を受けられていないような国民に対して広く行われるべき。わからないけど、テロリスト達は小さいときに最低限度の教育を受けれていないんじゃないかな。
まあもし日本人がテロリスト撲滅に協力できるなら後者かな。貧困国での教育に力をいれるという方法で。
なんの一助にもならない意見でしたが、すでにそういう目的で発展途上国で教育活動をしてる人っていないのかなーと思いました。
いや、ちょっといろいろ調べて、昨日のコメントは撤回!
返信削除第一次世界大戦、サイクスピコ協定がテロ行為の動機みたい。わかってはいたけどやっぱり単純な話じゃなくて、歴史観が大きく関わったむずかしい問題。
あと、頭のいい人が多くテロに参加してるのもあるし、本当に単純な正義では語れない問題みたいですね。
サイクスピコ協定から調べてみて。
そうなっては欲しいけど難しい気もするねぇ。
削除一つはそもそもの「今の世の中の仕組み」。今まで、国内を活性化して国を豊かにしようとしてきたけど、結局は国中の循環の中でじわじわ高めてきているだけで、飛躍的に国を豊かにしようと思えば他国から奪うより他ない。奪うのは「非人道的な戦略」ではあるけど、「(てっとり早く、効果的という点で)賢い戦略」が戦争というか、自国での成長に行き詰まりを感じると外に目が行くようになるのは定めなのかもしれないね。市場を整えるために侵略し整えたり、石油等の資源をかっぱらい自国の生産力を高めるというのは、非常に賢いというか、実質的に「国」という単位で「飛躍的な発展」を考えると選択肢がこれしか残りそうにないというか。しかも金ってのはたくさん持っていれば持っているほど有利になるのが原則であるが故に、逆転を起こしづらく、痺れを切らして番狂わせを起こそうとどこかの国が「てっとり早い非人道的な戦略」をとったが最後、防衛という大義名分のもと、大国がボッコボコになるまで搾取するという構図なのかなぁと思います。どれだけ政治家を養成したとしても、国境という概念と資本主義がある限り、みんなが必死に「ズルしないで頑張ろう」とにらみ合うシステムはどうも根幹から変わらない気がする。
二つ目に「資本主義と教育の相性の悪さ」。いつも感じるけど、無知は常にカモられる対象というか、手っ取り早く富を得るにはとにかく無知な人からむしり取るべきというか。それは業界にも通じる鉄則なんじゃないかな、「本当にいいものは売れる」という発想の方が素晴らしいとは思うけど、それより「現物はどうであれ、とにかくいいものだと思わせる」方が楽だし、資本主義は基本的に競争だから、後者の作戦の方が有効なのは否めないと思う。で、消費者を騙そうとする時、市場というか消費者に知恵があると邪魔になる。てっとり早い金儲けの最大の敵は知識なのかなぁと思うんよねぇ。だから「幸福度」なんてのを「資産」で測れるのを前提にすると、自ずと教育の意義は極めて希薄になる気がして。さらに、政治にも同じようなことが言えて、要は「民主主義」がセオリーになり政治を動かすために票を稼がなきゃいけない時、ターゲットになるのは知識のない多数派というか、自分の生活が円滑に回らない人々の不満を取り上げて、都合のいい言葉を並べて裏で更に搾取する政治を行うのが無駄のない賢明な戦略だと思うし、第一それが一番政治家本人の利に繋がるし。要は、「知識を与える側」には個に還元されるメリットがなく、「知識を奪う側」は直接利益が転がり込むという構図が出来上がってしまう。故に、「貧困国での教育に力を入れる」のは直接的なメリットが希薄で、自国の経済で精いっぱいなうちは進まないだろうなぁ、超越したカリスマが現れれば別なんだろうけど。
キングダムで言えば完全に呂不韋寄りの発想をしてしまうのです。
サイクスピコ協定、見てみます。